2026/7/23
先日、金沢区の富岡小学校(黒木英晴校長先生)を訪問し、「カラフルルーム(校内ハートフル)」を視察させていただきました。

近年、不登校や教室で過ごすことに不安を抱える子どもたちが増える中、横浜市では校内ハートフル(別室登校支援)の充実が進められています(不登校児童生徒への支援について)。一人ひとりの児童に寄り添い、「安心して過ごせる居場所」を学校の中につくることは、これからの教育において重要な取り組みです。
富岡小学校では、これまで保健室などを活用していましたが、令和6度から特別チームを立ち上げ、富岡中学校の校内ハートフルも参考にしながら検討を重ねてきました。
保健室の隣にあるスクールカウンセラーの面談スペース(ピンクルーム)と、その奥のクールダウンスペース(ブルールーム)を一体的に整備し、それぞれの役割を持たせています。

ピンクルームでは面談や少人数での話し合いができ、ブルールームでは一人で落ち着いて過ごしたり、パーティションを活用して学習に集中したりすることができます。

エアコンやホワイトボードも設置され、子どもたちが安心して過ごせるよう細かな配慮がされていました。
この部屋の魅力は、地域との協働によって生まれたことにもあります。
イラストレーター・アニメーション作家のobetomoさんと子どもたちが一緒に校内ハートフルのキャラクター「さく」と「りん」を考案し、室内を明るく彩る装飾を制作。また、シンガーソングライター・エソラビト菜々子さんの楽曲『colorful』にある「そのままの君でいい」「はみだしたっていい」というメッセージも掲げられ、子どもたちの心に寄り添う温かい空間となっていました。

学校だけではなく、地域の方々やクリエイターが子どもたちの居場所づくりに関わることは、とても意義深い取り組みだと感じました。
今回の視察で特に印象に残ったのは、「カラフルルーム」が単なる居場所ではなく、不登校の未然防止につながる役割を果たしていることです。
教室で過ごすことが難しい日があっても、「学校には安心して過ごせる場所がある」という選択肢があることで、登校を継続できる子どもがいます。教室か欠席かという二択ではなく、その日の心身の状態に合わせて過ごせる環境を整えることは、子どもたちが学校とのつながりを維持する上で大きな意味があります。

不登校や学校生活への不安は、どの学校でも起こり得る課題です。だからこそ、このような校内ハートフルの充実や、学校・地域・専門職が連携した支援は、横浜市全体へ広げていく価値があると考えています。

私も市会議員として、子どもたち一人ひとりが安心して学び、自分らしく成長できる教育環境の充実に向け、校内ハートフルの整備や不登校支援のさらなる充実を推進してまいります。
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