2026/7/23
【委員会行政視察】大阪・関西万博における機運醸成の取組
お疲れ様です。横浜市会議員(磯子区)の二井くみよです。
GREEN×EXPOみどり委員会の行政視察最終日は、大阪市会を訪問し、「2025年大阪・関西万博における機運醸成の取組」についてお話を伺いました。
私からは兼ねてから関心を強く持っていることとして、主催者である博覧会協会と行政は役割が異なる中で、ホスト自治体として行政が何を担い、市民や企業を巻き込みながら機運醸成を進めたのか。また、大阪府・大阪市共同の「万博推進局」による一体的な推進体制などについて質問しました。
■ 認知度だけでは人は動かない
印象的だったのは、「認知度が上がれば来場者も増える」という単純な話ではなかったという点です。
大阪市では認知度は向上した一方、来場意向が伸び悩む時期があり、「開催を知ってもらう」ことから、「何が見られるのか」「どのような体験ができるのか」といった具体的な魅力を伝える情報発信へと重点を移したとのことでした。
■ 行政だからこそ果たせる役割
主催は博覧会協会ですが、ホスト自治体である大阪府・大阪市は、「市民や企業を巻き込み、開催機運を高めること」を行政の役割と位置づけていました。
SNSやショート動画、地域イベント、学校との連携など、多様な手法で「参加したくなる雰囲気づくり」を進めてきたことは、大変参考になりました。
■ 大阪府・大阪市共同「万博推進局」
さらに、大阪府・大阪市が共同で設置した万博推進局が、情報共有や意思決定の迅速化につながり、一体的な施策展開を可能にしていた点についても改めて質問しました。
これは昨年5月に会派で万博を視察させて頂いた際に最も印象に残った点であり、神奈川県と横浜市では県市共同の推進体制を敷いていないことから、先の予算議会の総合審査でも市長に質問したテーマの一つです。
自治体ごとに組織体制は異なりますが関係機関が同じ方向を向き、スピード感を持って意思決定できる仕組みづくりの重要性を改めて実感しました。
共同の組織は作らないとしてもEXPOに向けて意識していくべき重要な視点だと思っています。
■ 誰もが安心して参加できる万博へ
また、給水スポットや日陰の確保、熱中症対策の情報発信など、誰もが安心して来場できる環境整備にも力を入れており、機運醸成はPRだけではなく、「安心して参加できる環境づくり」も重要な要素であることを学びました。
GREEN×EXPO 2027でも、開催を知ってもらうだけでなく、「行ってみたい」と思っていただける情報発信と「誰もが安心して参加できる環境づくり」、そして関係機関が持ち場持ち場で一丸となって取り組む体制づくりが重要です。
今回の視察で得た知見を活かし、GREEN×EXPO 2027の成功につながるよう、しっかり取り組んでまいります。
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